ベルナッチャ ディ サンジミニャーノ ’03
レモンのシロップ漬けのようなサワー感。花の香りがやさしく香る。さわやかな酸は、口中ではふくよかに広がります。キュートなワイン。合わせたのは前菜の前に出たアナゴのフリット。からりと揚がった薄味のフリットとのマリアージュは、酢だちを搾って食しているような“和”のテイストを感じるものでした。 |
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キャンティ・クラッシコ カステッロ・ディ・フォンテルトーリ ’01
サンジョベーゼ85%、カベルネソーヴィニヨン15%のキャンティ。ロースト香あり、シナモンのニュアンスあり、煮詰めた果実ありで妖艶。濃い赤系のジャムにスパイシーさが加わりエキゾチック。後でブレンドを聞いて、アフターの強さは確かにカベルネチックだなぁとうなずく。澱多め。蒸さずに歯ごたえ・食感よく焼き上げた鰻のしっかりとした味は勿論、酸味をきかせて添えられた黒米のリゾットと相性抜群のグラスでした。 |
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キャンティ クラッシコ ジョルジオ プリモ ’99
サンジョヴェーゼ93%、メルロ7%のキャンティ。フォンテルトーリのキャンティに比べると中程度の果実ながら、革やアジア系のスパイスが効いておりアルコールは高い。樽味、タンニンはこなれてエレガント。メルロも効いている。澱あり。時間を置くとバナナのようなトロピカルさもあらわれた。やわらかで見事な熟成のバランス。トマトソースでピリ辛が効いたうどん状のパスタと好相性。皿はしっかりと熱が通っていた。 |
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キャンティ クラッシコ レゼルバ
テヌータ マルケーゼ アンティノリ ’99
サンジョベーゼとカベルネソーヴィニヨンのブレンド。飲み慣れないイタリアンだけに、このあたりは味の微妙な違いを利きわけにくかったのですが、きめ細かなタンニンが印象的でした。やはり熟成による丸みがアフターのタンニンをより飲みやすいものにしています。徐々にやわらかくきたグラスの流れが一旦止まったように感じた、奥に秘める芯の強さ。 |
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ヴィノ ノヴィレ ディ モンテプルチアーノ アジノーネ ’98
ブレンドは失念ながらこれが本日の1位。アルコールが強く、ほのかに塩辛い。ミネラリーかつスパイシー。香りは98年ながらやや閉じ気味で、微妙に開いていくのを感じました。開くにつれプラムが現れチャーミングな一面も。甘いノーズ。噛み締めるほどにカカオのニュアンスが美味い。タンニンとイベリコ豚の脂との相性良し。ジューシーすぎるほどの脂は個人的に全く問題ありませんでした。 |
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ブルネッロ ディ モンタルチーノ ペルティマリ ’91
内藤ソムリエが28時間前に抜栓したというブルネロ。氏のプライヴェートストックであるとも。ブルネロだけに勿論美味いが、唸ったのは第一印象のブルのニュアンス。ジュヴレイのようなやや濃いめのピノのニュアンスを感じた。チャーミングかつ深い赤系の果実。エッジはまだまだ若さが残るグラデーションであわいルビー、足が長い。余韻長し。革のアロマ。熟成感とまだまだ先を感じる生命を感じました。1位を凌ぐ、本日のチャンピオン。 |
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ヴィン サント レチナイオ ’97
トレッビアーノ100%で極甘口のデザートワイン。トロピカルと蝋味のような複雑さが一体。トカイとベーレンアウスレーゼを足したような印象。あめ色で、くどすぎない甘さと高いアルコール。ヴィンサントのために30分掛けて焼くというリコッタチーズ入りのパイと完璧な相性を見せました。また、ショコラとの相性もぶつかることがありません。幸せな気持になれるワイン。 |
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