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サンテステフ 
Cos D'estournel(コス・デストゥルネル)
格付け 2級
面積 64.0ha
品種 カベルネソーヴィニョン60% メルロ38% カベルネフラン2% 
樹齢 35年
生産本数 25万本
醸造/熟成 ステンレスタンクで3週間/新樽80%18ヶ月 清澄あり 濾過なし 
セカンドワイン レ・パゴド・ド・コス/12万本
試飲レポート  81 86 95@ 95A
紹介
 
 サンテステフの南、ポイヤックとの境、ラフィットを見下ろす丘に位置する。ジャン・ギョーム・プラッツが指揮をとるサンテステフを代表するシャトー。オリエンタル風のシャトーは、かつての園主がインドやアラビア方面を訪れてワインを販売していたころに、その印象強さから建てられたもので、第二次世界大戦中に一度破壊されてしまったが、戦後復旧された。シャトー名のコス(Cos)はコート(Cote)と同じ『丘』という意味で、石灰分を含んだ石礫質の土壌の畑をもつ。メドックの中でも高い比率でメルロを使うシャトーで、若いうちからまろやかに美味しいが長期熟成も可能な、美味しさの寿命が長いワインを生産している。品質も名声もメドックの2級シャトーの中で筆頭格。メドックの格付けが再度行われれば、1級へ昇格するとの声が高い。


Montrose(モンローズ)
格付け 2級
面積 68.5ha
品種 カベルネソーヴィニョン65% メルロ 25% カベルネフラン8%
プティヴェルド2% 
樹齢 43年
生産本数 20万本
醸造/熟成 ステンレスタンクで3〜4週間/新樽50〜70%18ヶ月
清澄あり 濾過なし 
セカンドワイン ラ・ダーム・ド・モンローズ/15万本
試飲レポート ラ・ダーム03          モンローズ82 95 03@ 03A
紹介

 かつてこの地方が英国領であったことから、他の地区よりもいち早くイギリスへ輸出されていたことに由来して、モンローズは古くからイギリスで高い評価を得ているシャトーです。オーナーのジャン・ルイ・シャルモリュは、その父が1896年から25年間、サンテステフ村の村長を務めた経歴を持ちます。また、1896年以降、同族が経営しています。
 ジロンド河に沿って広がるカベルネ種やプティヴェルドの葡萄畑から生まれるワインはタニックで力強く、また熟成に樽を高い比率で使用している。『サンテステフのラトゥール』とも呼ばれるほど、頑強で長命なワイン。セカンドワインのラ・ダーム・ド・モンローズは近年特に品質が向上していて、1級レベルにあるワインのセカンドワインとして非常にコストパフォーマンスが高い。


Calon Segur(カロン・セギュール)
格付け 3級
面積 53.0ha
品種 カベルネソーヴィニョン65% メルロ20% カベルネフラン15% 
樹齢 35年
生産本数 24万本
醸造/熟成 ステンレス槽で3週間/新樽50%18ヶ月 
清澄あり 濾過なし 
セカンドワイン マルキ・ド・カロン/4万本
試飲レポート  96
紹介
 
 18世紀当時、カロンセギュールを所有していたセギュール公爵が、ラトゥールやラフィットなど他の著名なシャトーを買収し、そうそうたるワインをほしいままにしていた頃、「我、ラフィットやラトゥールを造りしが、わが心カロンにあり」という言葉を残したという逸話があります。名門シャトーを次々と手に入れても、思いはいままでもこれからもカロンセギュールにあるという、その愛情が今もラベルのハートとして描かれています。
 サンテステフの最北に位置し、砂礫石灰質というカベルネ種に適した土壌と、粘土質のメルロに適した土壌を持つカロンセギュールは、ややヴィンテージごとに品質にばらつきが見られるシャトーです。カベルネがよく熟した年は特に力強いワインを生み出しています。ヴィンテージによってはあまりに強く、硬く閉じる性格をもっているため、リリースされてから飲み頃を迎えるまで10年余りを要することもしばしばです。


Lafon Rochet(ラフォン・ロシェ)
格付け 4級
面積 42.0ha
品種 カベルネソーヴィニョン55% メルロ40% カベルネフラン5% 
樹齢 30年
生産本数 12万本
醸造/熟成 ステンレス槽で3週間/新樽50%20ヶ月 清澄あり 濾過あり 
セカンドワイン レ・ペルラン・ド・ラフォン・ロシェ/12万本
紹介  かのラフィット(ポイヤック)と、ほんの小さな小川を挟んだ隣同士という立地で、粘土質の土壌から重みのあるワインを生み出しています。メルロの比率が高く全般にまろやかな味わいで、若いうちは比較的シンプルな酒躯ですが、熟成を経ると複雑さが花開きます。近年はセカンドワインの導入などでファーストラベルの品質が安定してきていて、コストパフォーマンスも高いワインです。


Cos Labory(コス・ラボリ)
格付け 5級
面積 18.0ha
品種 カベルネソーヴィニョン55% メルロ35% カベルネフラン10% 
樹齢 35年
生産本数 6万5000本
醸造/熟成 ステンレスタンク/新樽40%12〜15ヶ月 清澄あり 濾過なし 
セカンドワイン ル・シャルム・ラボリ/4万5000本
紹介  ラフィットとコスデストゥルネルに隣接する立地に恵まれたシャトー。80年代前半までは比較的弱い酒質のワインで、5級格付けにふさわしくないといわれることもありましたが、近年は寿命を持った安定した品質を回復しています。コス・ラボリの砂礫質の土壌は、ワインに土っぽい独特な個性を与え、近年は複雑さも備えたワインを産出しています。