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2004.10
日付 2004.10.30 
銘柄 CH.ネラック 87
産地 バルサック
購入価格 成城石井 2,980円
評価 15.0 (75)
感想  15年をゆうに越える熟成したソーテルヌ。べっ甲をこえて
黒みがかったあめ色で、スーっとした南国フルーツの香りが
漂う。
 凝縮した酸が味を引き締め、やや焦げたような苦さがほん
の少しある。生フルーツと合わせたかったが、干し葡萄とあ
わせた保存のせいかやや薬くささも感じたが、ボリューム
感に溢れ、口中に残るねっとりした感触は甘さがしみこんで
いくのがわかる。あまり目立たない銘柄だが、つくりの堅牢
さを感じた。 


日付 2004.10.23 
銘柄 CH.ムートンロッチルド 97
産地 ポイヤック
購入価格 エノテカ 20,500円
(プリムール)高い! 
評価 17.5 (86) 
感想  10月22日が誕生日だったことから、何かの見ごろの1級
をと考え、ムートン97をチョイスした。プリムールで損!?を
したことで因縁(^^)のワイン。以前飲んだ97年ラトゥール
は強い甘さが印象的だった。はたしてムートンはいかに。

 色合いは黒に限りなく近い紫。かざしても変わらぬ濃い紫
が、液体の充実ぶりを語ります。複雑な甘い香り、シナモン
が部屋中にたちこめる。タンニンは舌ざわりで厚みを感じる
が味には顔を出さず、飴のような甘さと低い(無いに等しいく
らい)酸をしっかりつかまえて見事なバランスを演出している
。時間が経つほどに表に出てくる樽味はややざらつくが香ば
しく美味しい。抜栓後3時間はしっかりと美味さを保ってい
た。

 この97年のスタイルは、強すぎず、弱くなく、そして甘い、
ムートンらしいスタンダードムートン。お薦めです。


日付 2004.10.16 
銘柄 CH.アンジェリュス 95
産地 サンテミリオン
購入価格 エノテカ 15,800円 
評価 18.0 (88)
感想  個人的にラベルデザインがお気に入りのワイン。アンジェ
リュス。
 今月2本目の95年もののボルドー。秋はつい熟成したボ
ルドーが飲みたくなるんです。98年からは顕著に濃い黒ワ
インとなっているアンジェリュスの95年は黒系ながらも強引
すぎるワインではないようだ。
 香り豊潤でシュークリームのように明らかな甘い香り。花の
ような香りもするが、それが覆われるくらいに魅惑的に甘
い。ブルーベリーのようになフレッシュな果実の後に、綿菓
子のような焦がした砂糖菓子の甘さが控えている。
 とろみがあって美味く、チェリーのような酸が美味く、こんな
に飲み心地良くてよいのかという感動がある。熟成はゆった
りと、しっかりと進んでいる。


日付 2004.10.12〜15 
銘柄 CH.グランメイヌ 97
産地 サンテミリオン
購入価格 エノテカ 5,500円 
評価 15.5 (82)
感想  昨年11月以来のグランメイヌ97。今回開けたのは、この
ワインの保管場所に難ありと兼ねてから感じていたため、劣
化しているかを試す意味もあった。
 濃い色は健全な濃い紫。生きていたか?と期待が膨らむ。
香りは予想をはるかに超えて華やかで、花の蜜の香りやカ
ラメルのような甘さ漂う。味わいは香りに反して甘さ微々。
樽が顕著だがバニラではない。酸はすこし高く、鋭利な印象
。タンニンは中庸。やや痛んでいるのか?。味わいのバラン
スはのっぽな印象で良いとはいえないが、時に30度近い
高温を経験したワインとしてはよく耐え、また熟成もしている
ようだ。こえがボルドーワインの強さなのか?劣化している
とははっきりいえないので甲乙はつけられないが、前回飲
んだボトルよりも、熟成の美味さを感じた。

10.15:忙しくて続きをのめなっかたがようやく飲んだ。少
し味わいが硬く変化したが、香りは爆発的に甘く開いている
。香りに酔った。


日付 2004.10.9 
銘柄 ポイヤック 98 (3rdラトゥール)
産地 ポイヤック
購入価格 エノテカ 2,500円
(デミボトル)
評価 15.0→16.0→16.5(80)
感想  色合いはラトゥールの血筋を感じる暗い赤。青い茎のよう
な香り。澱すこしあり。程ほどのタンニンに程ほどの酸の割り
にしっかりとまとまったワインで、クリーミーさも少しながら感
じることが出来る。チーズとの相性がよい。
 『渋い』ワインの中では飲みやすい部類に入る。デミボトル
ということを考えると、やはり値段がネック。このクラスなら、
2〜3千円台でもっと美味しい格付けシャトーのワインが買
えてしまう。ラトゥールの3rdといえど、話題性ほどの味わい
の満足感はなし。デミで正解。

(2日目)滑らかさを増したのみ口で、まだまだ美味い!実
はすごい才能があるのかな?好印象。(3日目)酸が少し強
くなってきたがぐんぐん増す甘さは特筆。


日付 2004.10.8 
銘柄 Chateauneuf du pape
vv cuvve speciale
01(タルデュ・ローラン)
産地 コート デュ ローヌ
購入価格 湘南ワインセラー 
評価 16.0 (83) 
感想  強いバニラの香りに胡椒など強烈にスパイシ−。ガツンと
パンチの効いたタンニンは、当たり前ながらボルドーの重量
ワインとは全く異なる美味しさ。ボルドーが黒ならこちらは赤
い果実のタンニンといった印象。オリーブオイルのように滑
らかで、ミネラルをたっぷりと感じる液体は、口の中でどこま
でも広がり続けて止まる事がない。酸は思いのほかやさし
く、これまたゆったりとしたアプローチ。ほのかに感じる黒糖
のようなコク甘が沖縄を思い出させた。
 すごい!バランスがどうのなんて無関係の域にある。飲め
ば飲むほど、時間が経てば経つほどに強さが増す奥行きや、
口中でタンニンとともに広がる果実にも驚く。 古木の強さと
はかくもなるものか!


日付 2004.10.7 
銘柄 ル.プティシュヴァル 00
産地 サンテミリオン
購入価格 エノテカ 6,800
評価 17.5 (85)
感想  近年の1stシュヴァルには強い凝縮と果実味の印象を持
っているが、2000年のセカンドシュヴァルもそこそこの凝
縮感がある。果実味はやや薄い。インクや新しい家(^^)の
ようなちょっと無表情な香り。鉛筆の芯のような香りも!。酸
よりもパプリカにような若苦い味と、噛むとほのかに感じる甘
さに心を奪われる。タンニンの滑らかさは1st譲り。他とは一
線を画します。今頃1stはいったい幾らで売られていること
か・・・と嘆くも、セカンドの十分な出来から想像するといつか
1stを開ける日が楽しみでもあったりする。
 セカンドに話を戻そう。アルコールは高めで、凝縮感もあり
ながらタイトに仕上がっているこのワインは、長い熟成は厳
しいかもしれない。今飲んで十分ベストな状態と感じる。欲
を言えば果実味がもっとあれば曲線美がでてゴージャスな
ワインになれると感じる。とはいえ、2000年シュヴァルブラ
ンの七光りを抜きにしても、美味しいワインであることに間
違いない。
 


日付 2004.10.1 
銘柄 CH.マルゴー 95
産地 マルゴー
購入価格 エノテカ 29800円(数年前)
評価 19.0 (93)
感想  はっきり言って、まだまだ開けるつもりのなかったワイン。
 子供の生まれ年で購入したうちの一本で、とっておきとセ
ラーに眠らせていました。でも中日ドラゴンズが優勝したとあ
って、その出番が来ました。なにせ5年ぶりですから。
 ナッツや干したイチジク、枯葉、なめし皮のようなやわらか
い香りがふんわりと広がる。酸はソフトで決して強くない。ま
だ閉じているかと想像していたが、思いのほか熟成は進ん
でいるよう。よく男性的とか女性的とか喩えられるマルゴー
だが、年齢で喩えれば、男・女を問わず円熟の手前の30
代の印象。タンニンはまだまだしっかりと主張しているもの
の、粒子のなめらかさを感じ、凝縮していてコクがあり美味
しい。翌日にはバニラの香りも広がり、タンニンはよりシルキ
ーでより飲みやすくなっていた。開けた直後でも十分すぎる
ほど美味しいのに、翌日のこのワインはまさに独壇場で非
の打ち所がない。

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