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2005.2
日付 2005.2.27
銘柄 レニエ オーガニック 03  
産地 レニエ・デュレット(ボージョレ)
購入価格 ヴェリタス 1,280円
評価 16.0(+) (82)
感想  アンドレ・ランポンが手がけるオーガニックワイン。ニスのよ
うな香りと花のような華やかな香り。摘みたてのイチゴのな
甘い香り。色はやや淡い、鮮やかなワインレッド。ジュースの
ような優しい舌触りの中に、見た目以上の赤い果実味があ
ふれている。フルーツをかじって感じる甘さのように糖度も
高い。オーガニックを感じさせない舌触りに、オーガニックを
感じさせない繊細さ。そしてオーガニックでしかなし得ないようなピュアな果実味は、ボージョレという固定観念の枠を超えた完成度を感じさせる。
 心地よい香りをかぎたくて何度もスワリングしてしまう。スムーズな果
実がグラスにワインを注ぐ手を止めない。そんな魅力に溢れ
るワイン。時間を置くと、深みを増して、落ち着いた印象も。
すばらしいガメイだ。【2日目】さらにやさしい味になったが、
ややジュースのような甘さが前面に出だしたのは評価が分
かれるところか。タンニンはやや感じるようになり、これはお
いしい。ビオらしい臭さも程よく出てきて、抜栓直後と比べた
ら2日目のほうが私は好み。


日付 2005.2.19
銘柄 CH.パヴィ・マカン 00  
産地 サンテミリオン
購入価格 エノテカ 5,980円
評価 17.0(+) (86)
感想  何とも威圧的なワイン。黒に近いルビーで複雑なミネラル
香。セメダインのようなスーッとした香りも。樽は嫌味はない
が相当強く、歯茎がヒリヒリしそうなくらいにこびりつくタンニ
ンは攻撃的で、こなれるつもりなどまったくない。ブラックベリ
ーを噛み潰したような直接的な果実味は、らしさを見せる前
に渋さにかき消されてしまっているよう。2時間のデキャント
では一向に開かない姿は何とも憎らしい。4時間後にようや
く果実味が分かりやすくなり、オリーブのような味も出てきま
した。樽は弱まる気配なし。全体に相当な辛口で、なめらか
でオイリーな質感。今まで飲んだ2000年ものの中でも最も
閉じたワインの一つ。今でも果実の完熟さから飲めないこと
はないが、美味しさのピークは相当先。タンニンを落とすに
は想像もつかない時間がかかりそう。将来性は十分ある。


日付 2005.2.14
銘柄 CH.ラグランジュ 96  
産地 サンジュリアン
購入価格 エノテカ
評価 16.0 (83) 
感想  ほぼ1年ぶりのラグランジュ96。昨年3月に飲んだとき
力強さと甘さの少ない、媚びないワインの印象でしたが、1
年でどんな熟成をしているか。
 同シャトーの醸造責任者・鈴田健二氏は1980年代にシャ
トー復興の指揮をとり、その熱意で良好なワインを復活させ
たことでも有名。現地での勤務を終え、近々帰国するらしい
。日本人として非常に親しみが持てるワインでもあります。

 まず、樽が香り、スパイシーな香辛料のような香りもします
。特定できずも果実の香りもあり。スワリングすると、これら
の心地よい香りがふわっと顔を覆います。やや熟成香があ
るもののエッジはまだしっかりとしたルビー色で生き生きとし
た表情。

 味わいは樽からのタンニンが印象的。まだ元気いっぱいの
タンニンだが、ややこなれ始めている様子。1年前よりも確
実に飲みやすい。酸は標準よりもやや低めくらいで、ほのか
に感じる果実味を邪魔していない。タンニンをかみ締めると、
果実味が相まって少し甘味も感じる。甘さに関しては相変
わらず控えめながら、渋みがやわらかくなったぶん、今飲ん
でもそこそこ楽しめる。が、できればもう10年くらいは待った
ほうがよさそう。デキャントでなく、もっと丸みを帯びた姿を見
たい。


日付 2005.2.11
銘柄 コートロティ シャトーダンピュイ 96
E.ギガル 
産地 ローヌ
購入価格 Cave de Oyaji (87)
感想  昨年初夏にCave de Oyajiで購入したとっておきのワイン
。 昨日、驚いたことにLOVE LOVE WINEMENがヤフーのワイ
ンカテゴリになぜか掲載された(本当に驚き)ので、ひとつの
節目ということでこのワインを選びました。
 ギガルといえば、『ラ・ムーリーヌ』、『ラ・トゥルク』、『ラ・ ラン
ドンヌ』の畑が有名ですが、このアンピュイはその弟分といっ
たところでしょうか。 
 黒い濃密な果実の香りと胡椒のスパイシーな香り。開けた
ばかりのゴムのような香りも。味わいはまず樽のニュアンス
を感じる。バニラやモカのニュアンス。また、口中でシラーの
スパイシーさが顕著かと思いきや、ほどよくまろやかにまとま
っている。そのまろやかさの奥には、大きな果実味が。濃密
な種付きプルーンのようなコクのある果実を感じる。奥深く
の果実にたどり着くまでにコーヒーやステーキのような味わ
いのニュアンスも感じる。タンニンはきめ細かい。思いのほ
かやさしいワイン。
 96年はローヌにとってはなかなかの良年ではないでしょ
うか。果実味も若く勢いがあります。今飲んで十分に美味し
く感じます。もう10年くらいたって、さらに液中にタンニンが
溶け込んだ姿が楽しみなワインです。【18点】


日付 2005.2.3
銘柄 ペゴー ・シャトーヌッフ デュパプ
キュヴェ レゼルヴェ 01 
産地 ローヌ
購入価格 湘南ワインセラー
評価 18.0 (85)
感想  濃いルビー色。胡椒のような香りの後にローストビーフの
ような香り。樽香もある。複雑。
 まずベリー系の果実味と一緒に、ややがっしりしとした酸
(高いというより横幅を感じる)が口中に広がる。タンニンに
は茎のようなほろ苦さと、果実が乗ったほのかな甘さの両方
を感じる。酸の張りに比べるとやさしい印象。 しっかりとした
コクの中に丸みを感じる。飲み終えると、力強さよりもまろや
かさを感じる。独特のバランスがあるワイン。


日付 2005.2.1
銘柄 カレラ ジェンセン 99 
産地 カリフォルニア
購入価格 湘南ワインセラー
評価 18.5 (88)
感想  ピノノワール100%のカリフォルニアワイン、カレラ・ジェン
セン。熱狂的なブルゴーニュ、中でもDRCファンである、オー
ナーのジョシュ・ジェンセン氏が、人工衛星を使ってブルゴー
ニュ仕様のワインに最も適した畑を見つけて作り出したワイ
ン。カレラには、ミルズ、リード、セレックといったラインナップ
がありますが、ジェンセンはこれらを凌ぐ、トップキュヴェ。初
リリースは1974年。

 やや淡い色の赤に近いワインレッド。ストロベリーやブルー
ベリーのような、甘いジャムの香り。酸は、木苺やザクロのよ
うに、フレッシュで甲高い。飲んでいるというより、大きな大き
なイチゴを食べているような、口中で絶えることない果実味。
ブルゴーニュよりもはっきりとした輪郭とより濃密な果実は、
男性的なピノの印象。強い果実と酸のバランスも、高いレヴ
ェルでぶつかり合って好結果となっているようだ。カリピノも
美味い!

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