| 2007 |
★★★ |
早い開花、不順な天候、ベト病、8月の大雨。パーフェクトなワインを期待するには困難な条件ばかりそろった年だった。救いは9月〜10月半ばまで続いた好天。収穫が早いメルローは十分な成熟は厳しかったが、9〜10月まで収穫を待つことができたシャトーは、最後に訪れた好天の恩恵を受けることができた。たとえば成熟の遅いカベルネ系のワイン。
葡萄の成熟度から推測すると1997年をより成熟させたヴィンテージで、やや1999年に近いヴィンテージと考える。選ぶなら左岸ならポイヤック、右岸ならカベルネ比の高いシャトーあたりか。白ならグラーヴが秀逸。
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| 2006 |
★★★★ |
2006年は、9月に降った大雨がシャトーごとの出来を大きく左右しました。“降雨前に収穫を済ませていた葡萄”。これがキーワードです。 成熟が早いメルロー種は、収穫時期がカベルネ種よりも早いことから、カベルネ種が大雨に見舞われた場合の、ある意味“保険”のような役割りでもあります。これがまさに当てはまるヴィンテージとなりました。メルロー種を主体とする右岸のシャトーは、収穫期に雨による被害がなく、カベルネ種を主体とする左岸のシャトーは、雨に見舞われたカベルネ種によって厳しいヴィンテージとなりました。なお、左岸でもワインの主体となる葡萄を降雨前に収穫することができたシャトーは、成功を収めることができました。
右岸ではポムロールとサンテミリオン、左岸ではグラーヴが秀逸な作柄となりました。 |
| 2005 |
★★★★★ |
| 開花から収穫までパーフェクトに近い天候に恵まれた年。開花がいち早く温暖だった春、乾燥しつつも適度な雨に恵まれた夏、そして温暖な天候のもと雨に邪魔されること無く完熟してから収穫することが出来た9月。春先から収穫までの降雨量は2003年を凌ぐほどに少なかった。収穫は早いシャトーでは8月下旬から収穫を開始し、多くのシャトーは9月の声を聞くや否や収穫に入った。それだけ早期から健全に成熟した年だったといえよう。左岸、右岸ともに2000年以来の出来となったが、特に左岸のカベルネソーヴィニョンが素晴らしい。右岸はカベルネフラン主体のシャトーが大成功を収めている。赤ワイン同様、白ワイン(ソーテルヌ含)も完璧な年。 |