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| Bio Wine ビオワイン考 ネット上でもよく目にする「ビオ」という言葉。 近年注目されるビオワイン。 「ビオワインって何?」 「ほんとのところはどうなの?」 “ビオワイン考”は、そんな疑問を、 実践でひもといていくコーナーです。 |
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| ビオワインを飲んでみよう |
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| ビオワインの特徴 |
| ビオワインの特徴はなんといってもその香りです。天然酵母による醸造でできたワインであることから、SO2を使用しないことによる雑菌や微生物の作用、酸化や二次発酵などが原因と考えられます。もともと葡萄の果皮には野生の酵母が複数種類付着していて、ワインのアルコール発酵に良好に寄与するのはそのうちわずか。残りは、劣化の原因となる変化を及ぼす酵母です。醸造過程や熟成過程で不衛生であった樽から細菌などの影響を受けることもあります。こうした微生物・細菌がSO2不使用によって繁殖し、ビオ独特の複雑な香りを放つといわれます。また、清澄・濾過せずに通常の高圧壜詰めされた壜は内気圧が外気圧より高くなるため、抜栓時に澱が舞いワインにが臭くなるとも言われます。こうしたさまざまな要因で生まれるビオ独特の複雑な香りは樹木の腐敗臭とも表現でき、好みが分かれるところです。 また、ビオワインは過剰な色素抽出がされません。そのために色が薄いことが多く、またフィルター(濾過)を通さないことが多いため、ワインが濁っていることが多いです(ノンフィルタは香りとも関係があります)。 味わいは、色からは想像できないほどにはるかに複雑で凝縮された味わいであることが多く、これはSO2不使用の良好な産物であるといえます。一言で言えば「梅こぶ茶」。でも到底一言では表現できる味わいと複雑さではなく、トマトの味だったり、干ししいたけの味だったりします。素直に旨いと感じることもあれば、物足りなくも、また、良くも悪くものけぞる味であることも。 ビオワインは醸造過程で酸化防止剤が使われていない(ビオロジックの場合は極微量使用することもある)ため、酸化しやすいです。これは避けられません。しかしながら、酸化=劣化とは限らず、醸造過程で発生した不純な要素が酸化で取り除かれるという説もあり、また酸化によってより自然な味わいへ変貌することさえあります。通常のワインの保管温度(約14度)よりさらに低めの温度での保管であれば、抜栓後も一週間ほどは美味しく飲めるでしょう。わたしも、開けてから翌日、翌々日のほうが美味しかった経験が何度もあります。 それでは皆さん、ビオワインを愉しみましょう! |