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2010.1
日付 2010.1.30
銘柄 ブルゴーニュ・ルージュ2004
“キュヴェ・デュ・パンソン”
産地 モレ・サン・ドニ
(ドメーヌ・ポンソ)
購入価格 森田屋 2,980円
評価 85点
感想 午後3時に抜栓。香りは健全でシナモン、スパイス、熟した赤
系果実、コンポートのようなねっとり甘い香り。香りはかなりい
い感じです。しばらくほっといて夜に飲みます。

抜栓から6時間。華やいだ果実の香りはほのかな熟成香もあ
って官能的。色は透き通ったワインレッド。完熟感のあるぎゅ
っと詰まった果実の甘みが液に乗っており、さらに酸にも甘み
が乗っており、層を成した果実のエキスで口中がとても幸せな
状態になります。
果実味に続いて現れるほのかなミネラルがさらに甘みを引き
立てます。タンニンは溶け込んでいて、わずかにシナモン、紅
茶、スパイスを感じます。アフターで甘みを軽く引き締める名
脇役ぶりを発揮しています。

薄さも感じず、今まさに飲み頃のタイミングにドンピシャです。
キャンディーのような甘さを持ったチャーミングな果実味は、
球体となって見事な喉越しを見せます。自然体そのもので何
のストレスも自己主張もありません。見事なまでに果実が甘く
、只々美味い。すばらしいACブルです。
セラーの奥にもう1本くらい残っているでしょうか。これまでに
同じワインを3回飲みましたが、それらをはるかに凌ぐ賞賛の
ボトルです。

(9時間後)
抜栓9時間後はほんのり酸味に梅が現れました。が、これが
またいい香味です。ミネラル混じりの練り梅のニュアンスで、
程よく味がしっかりした梅です。いいですね。
(3日後の2.2)
果実はやや尖ったニュアンスでピークに達している感じ。酸は
目立ちバランスはちぐはぐさを否めません。出汁っぽさが現
れていますが、抜栓6時間後の美味さは続いていませんでし
た。というか、二日目、三日目に体調を崩し飲めなかったのが
痛いです。


日付 2010.1.20
銘柄 ローズ(赤)2009
産地 甲州市勝沼町菱山、
勝沼町休息産(四恩醸造)
購入価格 Passion du Vin えぐち
1,365円
評価 65点→70点
感想 ほのかに還元香。抜栓直後は香りは立ちませんが、徐々に
花の香りも感じます。色はゼリーのような淡い色合いのワイ
ンレッド。ピンクがかって紫蘇っぽい色合いです。

最初の10分くらいは、舌をピリピリと刺す炭酸を感じます。
味わいは赤系果実とイチゴ。口中で出汁っぽさも広がります
。気になるのは果実の甘みと酸がややぼやけているとう点。
ベリーAと甲州のブレンドのようですが、品種特有の果実味
や旨みを感じる出汁っぽさも、口中でまとまらずに彷徨い続
けしまうような感じ。

花の香りや軽やかな果実はボジョレーのようなニュアンスも
あります。ライトな赤にナチュラルな要素が加わったとも表現
できますが、独特の緩さは好みの分かれるところかもしれま
せん。何とも掴みどころの悩ましい、独特の酒質を持ったワイ
ンです。

(1.21)
昨日の感想では↑やや残念な印象でしたが、二日目の味
わいはぐっと良くなりましたよ。酸化が進み液がなじんだので
しょうか。
香りはやはり花のような華やかな香り。昨日よりは立ち上り
ます。味わいは果実味がぐっと増しつつも肥えた感じではなく
、じんわり広がるさりげない甘さで実にチャーミング。完熟の
女峰のようなピュアな甘みです。まるでリキュールのような
飲み口でグラスが進みます。タンニンはほとんど感じず、飲
みやすいキャンディーがかった甘口の赤ワインといった印象
に変わりました。


日付 2010.1.19
銘柄 シャトーヌフ・デュ・パプ
キュヴェ・レゼルヴ 2001
産地 ローヌ(ドメーヌ・デュ・ペゴー)
購入価格 湘南ワインセラー
価格は失念
評価 83点+
感想 購入してから約5年ほど寝かせたペゴーのパプです。
当時は確か5Kくらいで購入したと思います。
買った当初に飲んだときは、パワフルな印象でしたが、熟成
を重ねるとワインって本当に凄いことになりますね。

開けたとたんに待ってましたとばかりに壜口から広がるのは
、キノコが香る熟成香。非常に官能的でクラクラする香水の
ようなニュアンスも。
色はやや赤茶けたワインレッド。エッジは錆が混じったかのよ
うな色合いがほのかに。

飲んでみると、酸が目立ち液を牽引しますが、果実とタンニ
ンは溶け込み始めていて、ミネラルを含む旨みが心地よく広
がります。口中での複雑さもあり、オーク、毛皮、スパイス、ニ
ッキのニュアンス。アフターに残るタンニンは溶けきってはい
ませんが、実に滑らかなものです。
口中を流れていく味わいは層を成しており飲み応え十分。熟
成ワイン独特の癒される酒質も備えています。

合わせるなら文句なくガッツリとリブステーキです。口中で脂
分を流してくれる果実となめらかなタンニン。想像しただけで
生唾がでそうです。

というわけで、このワインは飲み頃に入っていますね。
液にまだまだ勢いがあり、もう10年くらい寝かせると、どれだ
け滋味深いキノコのニュアンスが香りに現れるのか非常に
興味深いですし、果実とタンニンがより絡み合い溶け込んだ
将来を想像すると非常に楽しみなワインです。酸はミネラル
や旨みを纏いはじめていますが、まだまだ長生きする元気さ
を感じます。反面、現時点で酸がやや突出しバランスに欠け
る点も、今後どう変化するか見守りたいところです。
・・・ってストックはもうないのですがw

(1.20)
滑らかなタンニンと果実の旨みはそのままに、酸は少し落ち
着きを見せてくれました。昨日よりもバランスが取れ、口中で
コクの旨みも広がり始めました。やはりポテンシャルの高い
ワインです。


日付 2010.1.17
銘柄 ローズ(ロゼ)2009
産地 山梨市牧丘町(四恩醸造)
購入価格 Passion du Vin えぐち
1,365円
評価 70点
感想 ほんのりピンクが入った淡い麦わら色。
香りはほとんど立ちませんが、ほのかに薔薇の香り、ショート
ケーキのような甘い香り。

味わいはストレートな巨峰の果実味。果皮を噛んだようなコク
も余韻にわずかに残ります。酸は非常に綺麗で果実味など
の味わいを牽引しながら喉の奥に流れていきます。
この銘柄も、括るなら“大人しい”ワインの部類に入るでしょう
が、果実やコクの旨みは飲んで満足できるものがあり、ロゼ
としての美味しさに陰りはありません。ちょっと日本酒っぽい
ニュアンスがあったりするのも面白いですね。

時間が経つにつれショートケーキの香りは増し、飲む瞬間が
とても楽しくなります。口中に広がるコクは出汁のような旨み
になり、滋味深い味わいを感じます。
ロゼだと中華料理や濃い目のブイヤベースと味わいたくなり
ますが、このロゼは着物を纏ったロゼといいますか、和食に
合わせたいですね。浅利の酒蒸しのほか、雑煮、けんちん汁
などの汁物にも面白いかと思います。

(1.18)
果実味はあるのですが、やや還元的な要素が液を覆ってい
ます。ショートケーキの香りは今日は感じられません。
日本酒っぽいニュアンスはややヒネた感じに変化したように
も感じます。


日付 2010.1.16
銘柄 メルロー 2007
ヴァン・ド・ペイ・ドック
産地 ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・ロベール
購入価格 錦本店 950円?・・・失念
評価 75点
感想 ほとんど黒みがかった色合い。香りは、ベリー、なめし革、丁
子、インクの香り。スモーキーなタンニン。ジャムのように果
実の甘さが乗っていて密度が濃く、ねっとりした液。ボルドー
ワインのような西洋杉のニュアンスも。充実したタンニンの後
に広がるどっしりした酸、続いて広がる果実の甘みはまるで
波打ち際のよう。舌に残るタンニンは大いに満足感を与えて
くれます。

これは何ともコストパフォーマンスに優れたワインです。とて
も1,000円そこそこのワインには思えません。香りひとつを
とっても、土の香りを嗅いだような充実感があります。
時間を置くと液全体が丸みを帯びてマイルドさが増してきま
す。深遠さはありませんが、ボルドーの5級クラスに十分匹敵
しうる素晴らしいワインです。

(1.17)
いやぁ二日目の味わいは初日をさらに上回っています。果実
は生き生きとしたままでよりくっきりとし、甘みは倍増です。タ
ンニンはややざらつく質感を残しながらも舌の上で存在感が
光ります。
現在、アルコールに少し弱い管理人としてはパワフルすぎる
ほどの酒躯ですが、飲んで満足度の高いワインです。


日付 2010.1.14
銘柄 クレマチス(ロゼ)2008
産地 山梨市牧丘町(四恩醸造)
購入価格 鴨宮かのや酒店 1,785円
評価 65点
感想 ややピンクがかった鮮やかなワインレッド。ロゼにしては濃い
色合いです。香りはほんのわずかに酵母香。当たり前なが
ら巨峰の香り。飲むと弱発泡があります。ラベルには何と微
々発泡とあります。

味わいは巨峰の果実とほのかな甘味、若干の酵母由来のコ
ク。後味の酸。酸は中庸よりやや低めで、ざっくばらんに言え
ばジュースのようなゴクゴク飲める酒質。アルコールも低めで
す。この銘柄も食事を邪魔しない味わいです。積極的に食中
酒にはどうかなぁと思いつつも、シャンパーニュとかスパーク
リングワインって苦いとか酸っぱいとかいろんな要因で敬遠
する人がいると思いますが、このワインはとっかかりには適し
たスパーク(一応)だと思います。がぶ飲み泡としての新ジャ
ンル確立といったところでしょうか。

パンチや特長はこれといって挙げ難いですが、ラベルのデザ
インといい、鮮やかな色合いといい、飲みやすさといい、大勢
でワイワイやるには適したワインです。

(1.15)
香りはさほど変わらず、ほのかな酵母。
味わいも変わりませんが、やや酸が立っているようです。
飲みやすさは相変わらずですが、大人しいというか何か物足
りなさは否めません。


日付 2010.1.10
銘柄 ローズ(橙)アロマティック+
2009年
産地 塩山市小屋敷
勝沼町上岩崎産(四恩醸造)
購入価格 鴨宮かのや酒店 1,365円
評価 70点
感想 スクリューキャップ仕様です。ラベルに品種の記載はありま
せん。販売店のHPによれば甲州とデラウエアとのこと。
デラって生臭さとストレートな糖の香りが強烈な印象がありま
すがこのワインは如何に。

開けると還元香はなく、他の香りもあまり立ちませんが、甲州
の香りにデラの糖の香りが後追いでやんわりと。
色はやや濁った黄色〜麦わら色。
味わいは香りほど甘くなく、ほのかにミネラルと出汁っぽさ、
みかんの皮のようなほろ苦さがあります。酸は中庸なのです
が、果実や苦味があまりないため、このワインの中では重要
な骨格の役割を担っています。とはいえ、いわゆる骨格という
イメージほどのきっちりとしたニュアンスではありません。

非常にゆるいというか目立たないというか、何も邪魔しない
酒質というのは面白いと思います。このワインを飲んで食事
にデラが合うかと問われたら、合うというより邪魔をしないと
いうのが妥当のように感じます。

このワインにどんな食事を・・・ではなく、どんな食事にも合い
そうなワインを甲州とデラで造った。そんな印象を持ちました
。それにしても、後からふんわりくるデラの味が何とも印象に
残るんですよね。口中の余韻もデラが残ります。
デラ→甲州→デラといった味わいのリレーは私的には有です
。甘口は嫌いではないので、十分受け入れられます。室温に
なじんでくると、蝋のようなニュアンスも現れ、出汁っぽさはま
とまりを見せやや引き締まります。

夜更かしついでの5時間後。ミネラルが増しやや厚みを増し
たほっこり出汁に。抜栓1〜2時間より旨みが増しているよう
です。

(1.11)
二日目の夕飯時に飲みました。昨晩飲んだときにあまり感じ
なかった還元香が今日は若干出ているように感じます。やや
ひねた味わいも感じ、グラス2杯しか進みませんでした。ミネ
ラルや出汁のニュアンスは昨晩のピーク時とさほど変わらず
旨みは維持しています。
手巻き寿司と一緒にいただきましたが、魚介類や醤油との相
性は良いですね。
(1.13)
香りは蜜のようなニュアンスが現れています。ミネラルはやや
大人しくなりましたが、果実味が増えています。くどさが抜け
たデラの甘さを感じます。初日より翌日より四日目の今日が
一番美味いですね。まるで葡萄の粒に戻ったかのような果実
とみずみずしさ。ちょっと驚きました。
(1.14)
昨日と同じ味わい。安定しています。とはいえこれが最後の
一杯。最後の一滴まで飲み干しました。


日付
銘柄
産地
購入価格
評価
感想


日付
銘柄
産地
購入価格
評価
感想