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2007.1
日付 2007.1.30
銘柄 サン・ジョセフ“420Nuits”2004
産地 サン・ジョセフ(アラン・パレ)
購入価格 Cave de Oyaji 3,800円
評価 16.0 (78)
感想 ブルゴーニュワインで始まった年明けの1月でしたが、終わ
ってみればすっかり“ローヌ月間”の様相を呈しております。
本日あけたのは文字通り420日間にわたって樽熟成した
ワイン“420Nuits”。古木ローマン・シラー100%のワイン
とのこと。

色は濃い赤紫〜赤黒。ドライイチヂク、プルーン、胡桃のブ
ーケ。ぬめっとし感じのようなうな質感の液で、果実はドラ
イフルーツ、干し梅、プルーンなどけっこう濃いめ。酸はズシ
リとしていて厚みがあります。タンニンもしっかりしていていか
にも南仏らしいブーケ。豊満さがあって温かいようでどこか
冷ややか。樽は強めで粉っぽいアフター。
やや薬っぽいニュアンスも。シラーは好きだけれど、このワ
インとの個人的な相性はいまひとつ。
もう少しこなれるのを待ったほうがよいですね。


日付 2007.1.26
銘柄 リラック・ルージュ 2004
産地 ローヌ・リラック (モルドレ)
購入価格 Cave de Oyaji 2,700円
評価 16.5 (84)
感想 本日は仕事を定時であがれたのはいいけれど、子供を病院
に連れて行ったり、塾の送り迎えをしたり、はたまた買い物
に行ったりと「たりたりたり」で腰を落ち着けたのが21時過ぎ
。ようやく夕飯のカレーと共にいただいたのがリラックの赤。
これがなかなか秀逸でした。

色はこれぞ見事なワインレッド。香りはベリーやカシスなど
果実がもう前面に出て今時の濃いめのブルを思わせる艶や
かで洗練されたもの。一口飲んで感じることは、まず「甘〜
い」。タンニンは液体に見事に濃く乗っており、単調さは微塵
もない。酸は果実味と一体となり見事なまでのバランス。ハ
ーブ、甘草、ピーマンのニュアンスがアフターで心地よい。舌
に残るほのかなざらつきが液体の充実を物語っています。

点数はアレですが、旨みで見れば先日飲んだロッシェ・オー
ドランのコート・デュ・ローヌ“セザール”よりも上。
こたつに入り、まったりしながら飲むにはなんともはまるワイ
ンです。すっかり酔わされてしまいました。スパイシーなカレ
ーとの相性も抜群。


日付 2007.1.23
銘柄 CH.タルボ 1986
産地 ボルドー サン・ジュリアン
購入価格 16,800円
評価 18.5 (93)
感想 画像に影が映りこむミステークはご愛嬌^^;
ちょっといいことがありまして、本日はよさげなワインを開け
ました。メドックの86年ものが未だ若いワインであることは
重々承知しているのですが、手持ちで今楽しめそうで複数
本あるワインは限られるので失念シリーズ第2弾のタルボを
チョイス。個人的にコーディアのワインは“古き良き〜”を感
じ、特に80年代ものはそのニュアンスをムンムン感じます。

さてワインの中味ですが、澱ぎっしりで相当なタンニンを抱
えていたことが容易に想像できます。香りは熟成香を帯び
た黒系果実で熟れ熟れといった感じの香り。湿ったニュアン
ス、トリュフのような複雑な香り。芳しいことこの上なし。

飲んで一番感じるのは密度感がある液体だということ。酒
質は強いといえるでしょう。思わず姿勢を正してしまいます。
果実味は干しイチヂクのように凝縮感がありつつまろやかな
もの。タンニンは骨太さを残しつつも程よく溶け込んでおりク
リーミーですらあります。アフターでほのかに甘みも感じます
。樽もまだ効いており酸も残っていることからまだ10年は十
分に美味しいでしょう。熟成のまろやかさはもっと出そうなの
でピークはもう5年くらい先でしょうが、今飲みごろといってよ
いでしょう。

やはり86年物はタンニンがしっかりとした酒躯をつくるのが
特徴的ですね。改めてカベルネの年であることを感じます。
現時点ではコスやデュクリュボーカイユーよりは近づきやす
いですよ。残りのストックは大事に熟成を進めます。
そうそう、価格は幾年も前のものです。


日付 2007.1.20
銘柄 コート・デュ・ローヌ“セザール”
2004
産地 フランス・ローヌ
(ロッシェ・オードラン)
購入価格 Cave de Oyaji 2,500円
評価 17.0 (87)
感想 飲んだ瞬間に果実の凝縮と旨みを感じるこれぞグルナッシ
ュ。それでいて媚びることなくきっちりとフィニッシュを決める
凛々しさはシラーの力か。
ブラックベリーの果実。香草などハーブのニュアンスあり。革
のアロマも。トーストなどのロースト感。
リコリスが効いていて口中では層をなしたミドルレンジの複
雑さ。ほっこりとしていて温もりすら感じる安心感があるのは
見事なバランスからくるもの。
これぞコード・デュ・ローヌの真骨頂といえるワインのお手本
だと思う。このクオリティでこの価格は非常に評価できます。
87点はちょっと厳しくつけた点数。個人的なファーストインプ
レッションを加味すれば90点のワイン。


日付 2007.1.16
銘柄 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ
“レ・ドゥ・アンジェ”2005
産地 フランス・ローヌ・サブレ
購入価格 Cave de Oyaji 1,900円
評価 16.0 (83)
感想 一見、サンテミリオンのロル・ヴァランタンやパール・デ・ザン
シュを思い起こさせる天使のエチケット。“ドゥ・アンジェ”とは
ラベルのとおり二人の天使という意味だそうです。ほんとうは
クリスマスあたりに開けるとぴったりのワインだったのですが
機会を逸してしまい、年明け早々の抜栓に至ったものです。

色はやや濃いルビー。香りはこの価格帯とは思えないしっか
りとしたしたガリーグのブーケ。でも抜栓してすぐにおとなしく
なった。エレガントというよりはさらにワンランクがっちりした
ような酒躯。アルコールもしっかり感じ取れ飲み応えがある
けれど、どこか人懐こいワイン。梅干のように厚みのある酸
はタンニンとともに後からじわっとこみ上げてくる、この舌に
残るタンニンが実にこなれていていいですね。

コスパは申し分ないですし、ローヌになじみのない人でもこ
の価格なら買いやすいでしょう。飲んでみればもう2割増くら
いの価格でも妥当な感じです。懐に優しく美味しゅうございま
した。

【追記】
飲んで1/3ほど壜に残したワインはコルクを再度ねじ込み4
日後に飲みましたが、味わいはおとなしくなったものの深み
や酸はまだ健在でした。


今週は風邪をひいて体調がいまひとつでしたが、何とか仕事を乗り切り、木曜日はワイン会でした。ボルドー左岸がテーマでしたが、ボルドーの長命さを改めて認識させられる強い酒質の美酒ばかり。飲んでみるとどのボトルもコンディション良好でした。

  2007.1.11
   ミオ・バールワイン会(ミオ・バール)


日付 2007.1.4
銘柄 CH.ラ・クースポード2000
産地 フランス・サンテミリオン
購入価格 エノテカ 6,800円
評価 17.0+ (85〜87)
感想 新年最初のボルドーはラ・クースポード2000年もの。
確か同シャトーはオーク・ファーメンターを3年に一度入れ替
えているんですよね。2000年は3年目にあたる年だったと
思います。いわゆる新樽200パーセント!なんて数年前の
新樽ブーム(って勝手に命名)に購入したワインですが、正
直強すぎる樽は苦手なんです。そんなこんなである意味恐
る恐る抜栓。

濃いルビーの液体は何ともクリーミー。バニラやモカがむん
むん。粘性が強い液体。果実味はダークチェリーのニュアン
ス。クリーミーなんだけれどそれらしく樽タルしていなくて思
いのほか飲みやすい。甘さは中程度で口中でバニラと共に
広がる感じです。アフターでビターチョコのニュアンスも。
2000年って芯がしっかりしていてまだまだとっつきにくい印
象があるけれど、クースポードは割と早くいけそう(管理人の
若飲み嗜好もありますが)。もう10年くらいで7合目あたりに
さしかかるくらいでしょうか。残りの1本はその近辺を狙って
開けたいですね。


日付 2007.1.1
銘柄 ブルゴーニュ・ルージュ 2003
産地 フランス・ブルゴーニュ
(ロベール・シュルグ)
購入価格 WINE & JIZAKE INAGEYA
2,280円
評価 17.5+ (86)
感想 淡いガーネットの色調。プルーンのアロマがそそります。
果実がぎゅっと詰ったアタックに顔がほころぶ。果実味がしっ
かりしているけれど重たくなく、甘いけれど甘すぎない絶妙さ
。酸も健全で良好なハーモニー。タンニンは溶けきってはい
ない感じですが、液体にうまく乗っており嫌味がありません。

ベリーのニュアンスに終始せずほのかに乗った樽味など複
雑なニュアンスはACブルの域を超えた旨さがありますね。
2003年物だけれど完熟感のみにあらず、ボリューム感がし
っかりあるワイン。
俗な表現だけれどこの価格にして高級ワインぽさもしっかり
漂いコストパフォーマンスは良好。
このワインも複数本ありますが、現時点ではエレガントより
力強さが勝っているのでまた時間を置いて開けたいですね。


日付
銘柄
産地
購入価格
評価
感想


日付
銘柄
産地
購入価格
評価
感想