| 感想 |
おどろおどろしいエチケットはルフィーノ・タマヨ氏の手になる
もの。そういえば95〜97年と絵らしからぬエチケットでした
からようやく“らしい”絵柄ですね。
今回は、2006年ワールドカップでイタリアがフランスを破っ
て優勝したことから、フランスのとむらいの意をこめてムート
ンを開けました。「2位に甘んじず!」というわけで^^;
ところでワインの味わいですが、一言で表すと「強いワイン」
ですね、ムートンの98年物は。カシス、タバコ、樽が強く香
り、アタックからタンニンが先行。墨汁のようなコク深いタンニ
ンはややざらついた感じがしますが、目が詰まっていいま
す。現在は樽がやや強めでバランス感はいまひとつですが、
酸はかなりの良質です。いまどきの造りかと思いきや酸は奥
行きがあり高く、長命が約束されているようです。アルコール
は高く、澱もやや多めでした。
3時間ほどたつと、バニラ香が顕著になり、果実の凝縮感は
ジャムのような質感を帯びてきました。酸を除けば、まるでエ
スプレッソコーヒーを飲んでいるような印象。 |