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2005.7
日付 2005.7.23
銘柄 CH.ピション ラランド 95
産地 ボルドー ポイヤック
購入価格 エノテカ 13,800円
評価 17.0 (88)
感想  10年目の結婚記念日に開けたワインはもちろん1995
年産。ピションラランドを指名しました。チョコのようなカカオ
香と、香ばしい燻香。下草のような香りも複雑。果実は大きく
重く巨大で、カシスやプラムなど数え切れない。果実の奥に
ある甘さは非常に凝縮されたもので、タンニンのコクと一体
となり、ビターなニュアンス。甘さ控えめのチョコのよう。酸は
しっかりとしていて、ボルドーらしい酒躯を支えている。タンニ
ンは強く多いのですが、飲めてしまいます。
 驚いたのは抜栓後2時間たっても一向に衰える気配なく、
澱が多いのに若々しいこと。まだ開きそうなのにそれ以上な
かなか開かない。でも5時間かけてじっくり煮込んだビーフシ
チューとの相性は抜群でした。まろやかで重たさを全く感じさ
せなく、それなのに奥深い可能性を感じるすばらしいワイン
です。



日付 2005.7.23
銘柄 おたる ナイヤガラ 2004
産地 北海道小樽 北海道ワイン
購入価格 980円
評価 12.0 (71)
感想  今日は涼しい日和。キーンと冷えた辛口でもなく、さらりと
飲める白が飲みたかった。そんなわけで、ナイヤガラをチョ
イス。
 ナイヤガラって香りが独特ですよね。口に含んだ時は無味
な印象ですが、口中に長く置くと、酸と一緒に甘みも出てき
ます。ほのかな甘口です。アルコールを感じさせないのみ
口で、まるでブドウジュースのままのよう。フルボトルがすぐ
に空いてしまいます。屋内でじっくりよいうよりも、屋外でバ
ーベキューでもしながらワイワイと飲む、そんなワインです
ね。デラウエアのようなニュアンスもありました。デザートに
近いワインですね。



日付 2005.7.18
銘柄 パヴィヨンブラン CH.マルゴー
02
産地 ボルドー マルゴー
購入価格 虎屋リカー 5,980円
評価 15.0 (84)
感想  中国地方から関東地方まで梅雨明け宣言が発表された
猛暑の日に、日中からじっくりと時間をかけて飲めるワインと
いうことで、パヴィヨンブランをチョイス。
 本来は10年くらい寝かせると複雑なニュアンスが花開く
パヴィヨンブラン、今年1月に飲んだときは、若さの中にもコ
クと旨みを感じたが、その後閉じてしまったようだ。味わいも
硬く、酸がやや中庸なため、焦点が定まらない印象。オーク
の樽香も今はスモーキーというよりは苦みが前面に出てい
る。香りはすばらしく、マンゴーやメロン、パッションフルーツ
などの香りがむんむんと漂うのはパヴィヨンブランのらしさた
るところ。正午に開けたワインは、夕方になってもまだ硬く閉
ざしたままだった。



日付 2005.7.16
銘柄 CH.ラトゥール 99
産地 ボルドー ポイヤック
購入価格 エノテカ 15,800円
評価 17.0 (89)
感想  1999年というビンテージは、ラトゥールさえもチャーミング
に仕上げている。1997年を上回る飲みやすさは、高い果実
味と、やわらかできめ細かなタンニンによることは飲めば明
らかだ。濃い紫から赤黒い色合いで、ベリーの香りがむんむ
んにたちこめる。まだ若いせいか、まだ複雑なニュアンスは
少ないが、3時間ほどたつと梅のようなニュアンスがでてき
た。さらに若返ったような…澱は多めでした。
 現時点では、何より若くみずみずしい果実味がメインのワ
イン。完成度の高いタンニンは、熟成にそれほど時間を要す
るとは思えないが、もう5年くらいたつと、十分飲んで美味し
いのでは。ラトゥールらしさを秘めつつも、新たなアプローチ
を感じるワイン。



日付 2005.7.8
銘柄 清見 99
産地 十勝ワイン
(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
購入価格 2,500円
評価 13.0 (73)
感想 久々の日本ワイン。その名のごとく、日本で改良されたて生
れた品種「清見」から造られたワイン。色はやや濃いワイン
レッド。香りは思いのほかクリーンで、ナッツの香りや燻香も
あり。

糖度はさほど感じないものの、中庸なトーンの酸味(よい意
味で強すぎない)が果実味と相まって、しっかりとしたタンニ
ンとうまくバランスが取れている。「こんなワインになりまし
た」でなく「こんなワインにしたかった」というような、造りの
目的が分かるよう、まとまりよく仕上がっている。タンニンに
マルベックっぽさも感じました。ちょうどよい飲み頃だったの
か熟成からくるまろやかさが美味い。

幅広い料理に合いそうですね。あっさりとした味付けの肉料
理などよさげです。シンプルな味付けの豚肉のソテーやバー
ベキューなどで活躍しそう。ちなみに、牛バラのオイスターソ
ース炒めとあわせましたが、これはやや料理が勝っていたよ
うでした。



日付 2005.7.1
銘柄 クロ・デュ・マルキ 02
産地 サンジュリアン
購入価格 タカムラ 3,980円
評価 15.0 (83)
感想 蒸し暑い季節に赤ワインはそぐわない?白ワインがもては
やされそうなこの季節。実は私はこの季節の赤が結構好き
なんです。15℃くらいにキープしてから飲み始め、時間の経
過につれて温度が上がっていきますが、むしろワインの生温
かさに生命力を感じます。
前置きはこのくらいで…

さて、クロ・デュ・マルキ。深い黒から紫。エッジも同じく、若々
しい色。つややかな質感。カシスのブーケ。ミント香も。果実
はやわらかく、酸はこじんまりとまとまっている。タンニンはシ
ルキーできめこまかくスパイシー。余韻も長く、欠点が見当
たらないものの、全体に突出した要素が見当たらず、思い
のほか小ぶりの印象。もうひとつパンチが欲しいところ。時間
をおくとプラムの甘さもでてきた。
力強さよりもまとまり感が印象に残るところがサンジュリアン
たるところ。


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