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2005.6
日付 2005.6.24
銘柄 レ・フォール・ド・ラトゥール 02
産地 ポイヤック
購入価格 エノテカ プリムールで
評価 16.0 (86)
感想  ラスカーズに続いて開けたのがレ・フォールの2002年も
の。居酒屋に持ち込み、鳥の手羽焼きとあわせていただい
た。濃い赤紫でバニラの香り。干しイチジク、プルーンも香る
がやや閉じている。樽やや強めながら果実味の存在感もあ
る。時間が経つにつれ燻香もでてきた。タンニンはきめ細か
く、若くともそれなりに飲めてしまう造り。

 手羽から染み出る旨みの乗った脂とは相性が良く、鉄火
巻きや鮪の赤身ともあわせてみたが、これまたなかなかの
相性だった。抜く栓から1時間半ほどで飲みきってしまった
ため、変化を実感することはできませんでしたが、飲み頃は
15年ほど先でしょうか。やはりタニックなワインです。



日付 2005.6.18
銘柄 CH.レオヴィル ラス カーズ 02
産地 サンジュリアン
購入価格 タカムラ 10,550円
評価 17.0 (88)
感想  未だ飲むには早い、若いボルドーと分かっていても、あえ
て開けたグランヴァン・ラスカーズ。
 非常に濃い赤黒。カシスの香りと西洋杉が、むせるほどに
爆発的に香る。香りにたじろぎながら口に含むと、これまた
強いタンニンが口中を覆う。果実味も豊富だが、今はそれ以
上にタンニンが勝っている。酸は突出していないがピシッと
張り詰めた密度を感じる。それぞれの要素がぶつかり合うよ
うで、焦点がやや定まらない。典型的なお歯黒系のワイン。
 じっくりかみ締めればミネラルの旨みを感じるが、まずはタ
ンニンが落ち着くまでは手を出さないほうがよい。最近のボ
ルドーは、ある程度早飲みできるものもあるが、この2002
年物はそういうコンセプトで作られていないことが明らか。
 濃厚ワインブームが去ったが、ブームのそれとは違う骨格
の硬さを感じるのはラスカーズのクラシックなスタイルからだ
ろう。一朝一夕の強さのワインではありません。
 2002年の左岸の傾向を知る良いワインでした。



日付 2005.6.12
銘柄 コート デュ ローヌ 
キュヴェ シルヴィアンヌ 02
シャトー デュッグ
産地 コート・デュ・ローヌ
購入価格 葡萄酒蔵 ゆはら 2,790円
評価 15.5 (84)
感想  はっきりとわかる腐葉土の香り。新品のなめし革も香る。
丸く、ベリー系の果実は想像以上に力強い。果実とタンニン
の間に隙間のような一呼吸を感じるが、果実の凝縮はかな
りのレベル。やわらかなタンニンはスムーズに果実を喉元ま
で運んでくれる。酸はチェリーのようにぎゅっと甘酸っぱい。
 畑の真ん中に寝そべっているように、土や草木がむんむ
ん五感に訴えかけてくるワインで、コート・デュ・ローヌの20
02年という恵まれなかったヴィンテージをほとんど感じさせ
ない。よくぞ造られたワイン。美味いです。

【二日目】香りは落ち着き、むんむん感じた土もややおさまっ
たが、それによってより複雑な味わいがはっきり感じられる
ようになったと思う。でしゃばりすぎず、奥のほうで複雑。噛
むごとに複雑。この低音でのハーモニーがたまりません。
 やや室温が高い中、白が好んで飲まれるこの季節、勿論
私も白は好きですが、ゆったりと温度の上昇とともに変化す
る赤のニュアンスが結構好きな私です。シルヴィアンヌは、
そんな私の嗜好にしっくりとくる、土のニュアンスに富んだワ
イン。



日付 2005.6.8
銘柄 ブルゴーニュ ルージュ 01
ドメーヌ・パラン
産地 ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ
購入価格 ヴェリタス 1,680円
評価 14.0 (72)
感想  墨を混ぜたようなワインレッド。アジア系のエキゾチックな
お香が香る。ふんわりチェリーも香るが、それをすぐに覆い
隠すようにお香や煙などのスパイシーな香りが存在感を見
せる。味わいも香りから想像するものと相違なく、革をかみ
締めているような苦さ、スパイシーさ。タンニンもきめ細かい
がピノにしては強い。インポーターのコメントに時間をかけて
飲みたいとあったが、これは同感。

【2時間後】
みかんの皮のようなほろ苦さ。果実はゆるゆると開いて飲
みやすくなってきた。
【5時間後】
香りは閉じてしまったがなにやら梅かつおの味が出てきた。
これがこのワインの狙った味ならたいしたもの。


日付 2005.6.7
銘柄 トルブレック ジュヴナイル 03
産地 オーストラリア バロッサヴァレー
購入価格 葡萄酒蔵ゆはら 2,780円
評価 15.0 (79)
感想  やや濃いルビー。アメリカンチェリーのようなはちきれんば
かりの果実味。スパイシーさもある。みずみずしく若さにあふ
れるが、ウッドカッターのようなむっちりした酒躯ではない。
飲み手を選ばず万人受けしそうな造りに感じる。トルブレック
にしてはやさしすぎる印象もあり、それが弱さととらえるか飲
みやすさととらえるかで評価は分かれるかもしれない。果実
味にローヌのニュアンスあり。ちなみにわたしは。ウッドカッ
ターのパワーよりもジュヴナイルのバランス感が好み。タンニ
ンもやさしく、角がない。


日付 2005.6.1
銘柄 コート・デュ・ローヌ
シャトー・ド・フォンサレット01
(ラヤス)
産地 コート・デュ・ローヌ
購入価格 Cave de Oyaji 4,200円 
評価 16.0 (83)
感想  艶やかな紫色。抜栓と同時に森林浴をしているようなひん
やりと湿った落ち葉の香りがたちこめる。スミレも香る。丸み
を帯びた果実は溢れんばかりで密度が高い。ほろ苦さも感
じるが、未だ全容を感じる果実ではない。舌の上で複雑なニ
ュアンスを見せるタンニンにはしっかりとコクを感じるが、濃
すぎる印象はない。なかなか開かずにやや閉じこもった印
象。若くまだまだこれからといったワイン。ポテンシャルの高
さを感じる。


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