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2005.12
日付 2005.12.31〜
銘柄 CH.オーブリオン 1994
産地 ボルドー ペサック・レオニャン
購入価格
評価 17.0 (92) キタ━(゚∀゚)━!!
感想 赤土色でエッジはまだまだ健全。澱は多め。
「偉大なワイン」という表現はいかにもという感じであまり好
まないのですが、改めてオーブリオンには感嘆のため息とと
もにこの形容が思い浮かびます。新鮮なプルーンの香りとプ
ルーンの皮のしっとり感。清々しい香りとニュアンス。口に含
んだ果実は、酸っぱくないが甘くもないもぎたてのブルーベリ
ーといった感じですが、噛み締めると輪郭を取り戻し、煙たい
タンニンと一緒に口中にじゅわっと染み渡ります。見事な起
承転結で美味いです。

抜栓から1時間ほどたつと、スモーキーな煙のニュアンスが
際立ち、もうニュアンスではなく煙そのものの味に変化しま
す。口中に残るそれもスモークチーズを食べた後のようにい
つまでも離れません。察するにまだ15年は美味しく飲める
はずです。

このクラスのワインなら美味くて当然という声もありますが、
確かに美味く、印象深いワインだったことを書き添えます。


日付 2005.12.31〜
銘柄 コートデュローヌ・ヴィラージュ
2000
産地 コート・デュ・ローヌ
(タンドール)
購入価格 まるどら 1,880円
評価 16.0 (85)
感想 美味しいワインを形容する時に思いつく要素は大きく分けて
香りと味わいですよね。このワインは「香り」においてとびき
りの存在感があります。抜栓直後は、花の蜜に鼻を近づけた
ような直球勝負の甘い香りがぶわっとたちこめます。濃すぎ
ずでしゃばらない果実は、アフターで必要以上に追いかけて
きません。甘さや果実、こなれたタンニンは余韻を噛み締め
るアフターでは自然に口中で溶けています。

とても美味いのに、ワインの自然なふるまいが「能ある鷹が
爪を隠す」印象。そんなワインは数多くははありませんよね。
そのしゃしゃりでない奥ゆかしさにも惹かれます。このワイン
を廉価で手に入れたことは幸運でした。ワインライフの中で
大切にしたいレギュラーの1本です。


日付 2005.12.28
銘柄 シラー・ル・サンケ 2003
産地 ラングドック・ルーション
ヴァン・ド・ペイ・オック
(アラン・パレ)
購入価格 Cave de Oyaji
評価 14.0 (85)☆☆☆★
キタ━(゚∀゚)━!!
感想 いや驚きました。「絹のようにやさしい果実のやわらかさ」に
出会いました。シラー種のワインと知っていたので、一口め
の味を自然とイメージして臨んでいたのかもしれませんが、
この味わいには驚きました。青臭さというか、スパイシーさと
いうかシラー独特の突出するニュアンスがうまく味わいに溶
け込んで気になりません。

研ぎ澄ましてシラーを追えば、ニュアンスは見つかります
が、自然には感じさせない造りが見事です。この柔らかさは
エレガントや優美と形容すればよいのでしょうか。
1,000円程度で手に入るコストパフォーマンスも驚きで
すね。時間を追ごとに浮き立ってくるハーブのニュアンスも
苦みが美味いですよ。あえて気付いたとすれば、ややポジ
ティヴさに欠ける香り(特に抜栓時)が極上のやわらかさと
の諸刃の剣なのかな・・・といったところでしょうか。


日付 2005.12.24
銘柄 CH.ラ・モンドット 1995
産地 ボルドー・サンテミリオン
購入価格 東急百貨店
評価 11.0〜11.5 (65)
感想 「ラ・モンドット」の名が華々しく知れ渡る96年ものの前年の
ラ・モンドット。
以前に飲んだときは好印象でしたが、このボトルは価格や
現在の名声からすると厳しいものがありました。
香りはまろやかで落ち葉やキノコが心地よい熟成を感じさせ
てくれます。
口中では最初に樽を感じ、果実が弱いですね。もう落ちてき
ているようです。すぐにやや尖った酸にかき消されてしまい
ます。樽はきつくはないのですが、他の要素が弱いために
単調な印象です。時間による変化で果実は甘酸っぱく木苺
のようなニュアンスを取り戻しますが、バランスを取り戻すに
は至らず。
ボルドーワインらしいバランスの取れた熟成を求めるが故の
厳しい点数かもしれません。


日付 2005.12.24
銘柄 グローザン vdp ヴィオニエ
2004
産地 ヴァン・ド・ペイ・ドック
コート・ド・トング
購入価格 Cave de Oyaji
評価 12.0 (74) ☆☆★★
感想 抜栓時はゴムの香りが強く、マーガレットのような花の香
り、バナナも香ります。味わいは皮ごと絞ったグレープフルー
ツのような濃い酸と中程度の苦み。ヴォリューム感がありグ
ラも強く、飲みごたえがあります。ヴィオニエ独特の香りと味
がとても分かりやすいテキスト的ワインではないでしょうか。
これが1,000円前後とはかなりのコストパフォーマンスで
すね。

烏賊や帆立の刺身によく合いました。十分な酸やフレーバ
ーからすると魚介のパエリアなんかにもあわせてみたいで
すね。


日付 2005.12.13
銘柄 シャトー レルミタージュ 2003
産地 ラングドック ルーション
コスティエール・ド・ニーム
購入価格 Cave de Oyaji
評価 11.0 (72)  ☆★★★
感想 抜栓時はナッツの香り。続いてグレープフルーツなどの柑橘
系も香る。
ほのかなミネラルとすっきりした酸がやさしいのみ口。コクや
旨みにやや乏しいが香りを楽しみながらカジュアルにに飲め
ますね。気軽に飲める、これが大事。
香りの変化はなかなかのもので、スワリングで熟れたメロン
なんかも香ります。果実は時間の経過とともにテンションが
上がり、酸と絶妙にマッチする時間帯もあります。舌上の苦
みも良好、欲を言えば、香り以外にもうひとつ個性らしい個
性があれば・・といったところでしょうか。


日付 2005.12.1〜5
銘柄 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ
ケランヌ2001
産地 コート デュ ローヌ
ドメーヌ・デ・コトー・
デ・トラヴェール
購入価格 Cave de Oyaji
評価 14.0+ (82) ☆☆★★
感想 艶やかで綺麗な紫。やや深みがかっている。香りはひんや
りとドライフルーツ、草むらが香りエレガント。味わいは熟した
チェリーのような果実主体。
タンニンは控えめ、あるけれど味がないといった印象。する
すると喉を通っていく。飲み頃だ。これぞグルナッシュの真骨
頂ともいうべき果実の深さとさわやかな酸。スパイシーさは
控えめながら、舌に残る果実は幾通りも変化する。カラメル
香に変化しても果実が安定しているのが何とも奥ゆかしい。
なんと梅かつお風味にもなった。
飲み頃にちゃんと出会えたワインですね。
【4日後】
何と洋菓子のような甘さが!酸は低いものの低音を奏でる
といったニュアンスでしっかりと生きている。それにしても果
実一体となった甘さがすごい。
熟しきったアメリカンチェリーのよう。いやいや驚きました。


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