ワインサイトのパッション〜LOVE LOVE WINEMEN    −2007.8.24−
7月8月、そしておそらく同じ暑さが続くであろう9月。この暑さで生理的に“ワイン”に対するパッションが薄れている。いや、この気持ちの変化は暑さのせいなのだろうか。ワインへのパッションが薄れる自分を自覚しつつ、サイトを開くと1週間
以上も前に更新したまま放置状態となっていることに気が付く。2004年に私なりにワインラヴァーとしての志を抱いてスタートしたサイトも、4年目に入るともうこの有り様かと自己嫌悪に陥ってみたりする。倦怠期なのだろうか。どうなのだろうか。

〜ワインを開ける気持ち〜
そういえばサイトを立ち上げた2004年は恥ずかしながらパソコンを初めて手に入れた年でもあった。サイトを立ち上げた物理的きっかけはまぎれもなくパソコンの購
入だ。思えばあの頃は文章を書く仕事をしていて、平日夜はともかく、土日は取材等がなければ確実に休めワインを飲む時間があった。メリハリがあった。しかしながら、今の仕事は恐ろしくメリハリがない。おそらく大抵のサラリーマンよりものすごく早く始業し、帰りはまず22時を回る。土日も仕事があり、ワインをゆっくり飲む時間がない。

ワインをゆっくり飲むとは、私の場合、皆さんと状況が異なるかもしれない。というのも、我が家でワインを飲むのは(というかアルコールを飲めるのが)私だけで、私自身も酒にめっぽう強いわけではない。慢性的に目眩があるような三半規管が弱い人間なので、酔っぱらうのも人一倍早いし(あまり顔には出ないけれど)、フルボトルを一人で開けるには2〜3日かかるのが通常だ。
疲れたときにワインを飲んで元気が出たことは何度もあるが、それも疲れの度合いによる。仕事があるだけ有り難いのだから現在の仕事を恨むわけではないが、あまりに疲れすぎてとてもワインを開ける気持ちにはなれないのだ。テンションが上がらないのだ。たまに意欲が沸いてセラーを開けてワインを物色しても、気持ちが折れてまた閉じてしまうことが何度もある。

せっかくセラーを覗いてもワインを飲むに至らない。これには、疲れていようがどんな状況だろうが、いろんな意味で気軽にすぐ飲めるワインがセラーにストックされていな
いという要因もある。

〜保管場所という壁〜
我が家のセラー内は数年前に購入した熟成中、若しくは熟成を待つワインばかりで、「今飲みワイン」が見あたらない。
兼ねてからワインの保管場所の不足はわたしにとって大きな懸案事項だったのだが、今飲みたいワインを購入したくても、セラーに空きスペースがなく、買っても短期間でも落ち着かせるのに寝かせる場所がなく、特にこの夏場は暑さが尋常ではないのでどの部屋にも放置するわけにもいかないため、結果購入を思いとどまることがしばしばある。今飲みワインを購入しないのだから、当然抜栓機会も減るわけである。

私のワインサイトは飲んだワインの更新がメインなので、ワインを飲む機会が減る=更新が滞る。という式が成り立ち、結果更新がないサイトほど魅力に欠けるもの
はなく、アクセス数も落ち、アクセス数の低下で管理人の更新意欲も下降線を辿るといった悪循環になってしまっている。

ワインを安く手に入れようとプリムールをメインに購入したために、今飲めないワインがセラーを圧迫している状況、そして今楽しむワインと将来楽しむワインの購入バランスがうまくいっていない状況は、結局はこれまで現実的な保管場所に目を向けていなかったことを如実に物語っている。ツケがここにきて露呈されたことを痛感する。

〜愛するワインの価格高騰〜
パッション低下の原因は暑さや保管スペースの問題だけではない。ワインの価格高騰だ。
私のサイトは誰がなんと言おうとボルドーワインがメインである。ブームに流されることなく(って管理人は随分流され気味ですが^^;)、ボルドーワインならこのサイト!と思っていただけるようになりたいと心から願って運営しているつもりである。にもかかわらず、これまでわたしがボルドーワインを手に入れるのに主戦力としていたプリムールが近年、私レベルの所
得層の庶民ではとても手が出ない価格設定へと変貌しつつあり、2005年でついに高騰極まれりという価格になった。そしてわずかな望みを抱き、下落を期待した
2006年だったが、見事に裏切られ、軒並み2005年と同水準の価格が並ぶ結果に。プリムールではないにせよ、価格の高騰はブルゴーニュも同様で、プルミエクラスやグランクリュは軒並み高い。高い=買えない。よね、やっぱり。

百歩譲って価格高騰を理由としないにしても、セラーに話が戻ってしまうが、たとえばセラーに1本分空きスペースを作っても、ACブルとグランクリュ(極端だけれど)どちらをしまうかといったら、やはりグランクリュを優先してしまう。だから当然購入するのは今飲みに適さないワインになってしまう。あぁやっぱり悪循環だ。

〜答えは出ませんが〜
状況や気持ちを整理しても、なかなか結論はでず、パッションもなかなか戻ってこない。ってこうやってグレーな気持ちを記事にしているくらいだからまだサイト更新の意欲は残っているのかもしれないですね^^;